イギリス国内旅行でおすすめの場所:ブライトン編
イギリスの国内旅行を考えると、まずはロンドンを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ロンドンから南に約1時間で行けるブライトンも見逃せない魅力的なスポットです。ビーチリゾートの雰囲気と豊かな歴史が交錯するこの街は、日帰り旅行にも週末の小旅行にもぴったりです。この記事では、僕自身が訪れて感じたブライトンの魅力と、イギリス国内で働きながら生活を楽しむ方々におすすめしたいスポットについてご紹介します。
1. ブライトンのシンボル、ブライトンピア
ブライトンピアの歴史と魅力
ブライトンといえばまず思い浮かべるのが、海岸沿いに突き出た「ブライトンピア(Brighton Palace Pier)」です。1899年に開業したこの桟橋は、長さ500メートルを超える桟橋の上にアミューズメント施設やレストランが並び、イギリスの観光名所としても知られています。ブライトンピアは、年間約430万人が訪れるといわれるほどの人気を誇り、海風を感じながら楽しむゲームや乗り物は、大人から子どもまで楽しめる内容です【Visit Brighton調べ】。
僕が初めてブライトンピアを訪れたときも、海に囲まれた非日常感と、カラフルなアーケードが広がる光景に驚かされました。特に、観覧車からの眺めは絶景で、ブライトンの美しい海岸線を一望できるため、訪れる価値があります。また、ピアから眺める夕日は格別で、ロマンチックな時間を過ごしたいカップルにもおすすめです。
アミューズメントと食事が楽しめるスポット
ブライトンピアの魅力は、その豊富なエンターテインメント施設にもあります。ピア内には、ジェットコースターやメリーゴーランドなどの遊園地の定番アトラクションから、クラシックなゲーム機まで揃っており、幅広い年齢層が楽しめます。また、イギリスならではのフィッシュアンドチップスやアイスクリームスタンドも充実しているので、海を眺めながらのんびりとしたひとときを楽しめます。
僕もピアで食べたフィッシュアンドチップスは、地元の新鮮な魚が使われているだけあって絶品でした。イギリスで働いていると日常的にビジネスや忙しさに追われがちですが、こうした場所でリラックスし、海風を浴びながらの食事を楽しむ時間は、心のリフレッシュになります。
季節ごとのイベントも見逃せない
ブライトンピアでは、年間を通じてさまざまなイベントが開催されています。例えば、夏には音楽フェスティバルや花火大会、冬にはイルミネーションが施され、観光客を楽しませてくれます。特にクリスマスシーズンのライトアップは幻想的で、多くの人が訪れる人気イベントです。季節ごとに異なる表情を見せるピアを楽しむために、ブライトンへの再訪もおすすめです。
2. 個性あふれるレーン地区でのショッピング
レーン地区の歴史と雰囲気
ブライトンの「レーン地区(The Lanes)」は、古い建物が立ち並ぶ狭い路地が特徴的なエリアです。もともとは漁村だったブライトンの名残を残しており、石畳と小さな店舗が並ぶこの地区は、観光客や地元の人々にとっても散策に最適なスポットです。レーン地区は、アンティークショップや独立系のカフェ、ファッションブティックが集まり、ユニークなショッピング体験が楽しめます。
僕が訪れた際には、アンティークのアクセサリーやヴィンテージの家具など、日本では見かけないようなアイテムが数多く揃っていて、つい見入ってしまいました。普段の生活や仕事ではあまり触れないタイプのショップが多く、特別感を味わえる場所です。
おしゃれなカフェやレストランが充実
レーン地区には、スタイリッシュなカフェやレストランも多く、食事や休憩にも事欠きません。特に人気なのが、地元の食材を使った手作り料理を提供するカフェや、独自のレシピで焙煎したコーヒーが楽しめるカフェです。カフェ好きの方にとって、ここはまさに天国のような場所でしょう。
例えば、「Bond Street Coffee」というカフェは、豆からこだわって丁寧に淹れるコーヒーが評判で、地元の人々に愛されています。観光地でありながら、ローカルな雰囲気も感じられる場所なので、旅行中でも地元の空気を味わいたい方にはぴったりです。リラックスした時間を過ごしながら、イギリスのゆったりとした文化に触れることができます。
現地のアートや工芸品を楽しむ
レーン地区では、現地アーティストの作品や手作りの工芸品も多く販売されています。アートやクラフト作品に興味がある方にとって、ここはまさに宝の山です。手作りのアクセサリーや絵画、オリジナルデザインの小物など、他にはないアイテムが揃っており、観光の記念やプレゼントにも最適です。
僕もレーン地区で見つけたユニークなアート作品を購入しましたが、インテリアとして部屋に飾ることで、旅の思い出を日常生活の中で感じることができています。イギリスのアートシーンに興味がある方にとっては、見逃せないスポットです。
3. ブライトン・ロイヤル・パビリオンで歴史に触れる
独特な建築スタイルのロイヤル・パビリオン
ブライトンの象徴的な建築物である「ロイヤル・パビリオン(Royal Pavilion)」は、18世紀末にジョージ4世の離宮として建設されました。インド風の外観と、中国風の装飾が施された内装が特徴で、イギリスの他の建築物とは一線を画しています。この独特なデザインは、ジョージ4世の個性と趣味を反映したものであり、観光客にとっては絶好のフォトスポットです。
僕が初めてロイヤル・パビリオンを訪れたとき、その豪華さに圧倒されました。イギリスの伝統的な建築とは異なる異国情緒に溢れた建物は、まさに特別な体験でした。ロイヤル・パビリオンは、イギリスの歴史や文化の多様性を感じることができる場所で、観光のハイライトとなるでしょう。
内部見学でジョージ4世のライフスタイルを体感
ロイヤル・パビリオンでは内部見学も可能で、ジョージ4世が実際に使用していた豪華な家具や装飾品が展示されています。シャンデリアが輝く大広間や、壁一面に描かれた中国風の装飾など、当時の贅沢な生活様式を垣間見ることができます。入場にはチケットが必要ですが、歴史を感じる空間での時間は値段以上の価値があります。
僕も館内を見学し、当時の王族の生活に想いを馳せました。ビジネスや日常の生活では味わえない非日常的な空間で、リフレッシュする時間は貴重です。歴史に興味がある方にとっては、ぜひ訪れるべき場所です。
庭園でゆったりとした時間を過ごす
ロイヤル・パビリオンには美しい庭園が併設されており
、花々や緑に囲まれた穏やかな空間でリラックスすることができます。特に、天気の良い日には芝生に座ってのんびりとしたひとときを過ごすのもおすすめです。庭園は無料で入場できるため、観光の合間に気軽に立ち寄ることができます。
僕も庭園で休憩を取りながら、ブライトンでの充実した一日を振り返りました。普段の仕事では味わえない落ち着いた時間を、庭園でゆったりと過ごせるのは、ロイヤル・パビリオンならではの魅力です。
結論:ブライトンで心と体をリフレッシュしよう
ブライトンは、ビーチ、歴史、アートと多彩な魅力が詰まった観光地です。ブライトンピアでリラックスしたり、レーン地区でショッピングを楽しんだり、ロイヤル・パビリオンで歴史に触れたりと、さまざまな体験ができます。僕もイギリスでの仕事に忙殺される中、ブライトンでの一日は心をリフレッシュさせてくれる特別な時間でした。皆さんもぜひブライトンを訪れ、その魅力を存分に感じてみてください。