在英エンジニアのイギリス転職/キャリアコーチブログ

日本で6年働いた後に、イギリスの現地企業へ転職して働いています。海外を目指す日本人へ向けたキャリアコンサルティングをしています。

MENU

1日3時間英語の勉強していた時の1日のスケジュールを公開します

ども、管理人のDewです。

個人的に、英語の学習は毎日3時間、短期的に集中してやるのが一番いいと思っています。

今日は、僕が日本時代に取り組んでいた毎日3時間の英語学習の内訳を公開します。

きっと役に立つと思いますので、参考にしてみてください。

それでは行ってみましょう!

 

 

朝:起き抜けに英単語と瞬間英作文を1時間

英単語の暗記学習:口に出すことがカギ

朝の時間を有効活用するためには、まず英単語の勉強からスタートするのが効果的です。特に、朝起きたばかりの頭を活性化させるためには、英単語を大声で発音することが重要です。この方法により、聴覚と発声の両方を使って単語を記憶に定着させることができます。僕の場合は、一般的に推奨される「頭の中で考えるだけ」ではなく、実際に声に出して単語を繰り返すことで、記憶効率が格段にアップしました。

また、単語を学ぶ際には、それがどのように使われるのかを例文と共に覚えることがポイントです。例えば、「implement(実施する)」という単語を覚える際には、「We need to implement the new strategy by next month.(来月までに新しい戦略を実施する必要がある。)」というセンテンスも一緒に覚えます。これにより、単語だけでなく、その使用法も自然と身につきます。

瞬間英作文の実践

次に、瞬間英作文を行うことで、実際に英語を使う力を養います。瞬間英作文とは、日本語の文を見て、それを即座に英語に変換する練習のことです。この練習には、「英語頭」を作る効果があると言われています。僕がよく使う市販のテキスト「Rapid English Composition」を何周も繰り返すことで、より自然な英語表現が身につきました。

この練習のポイントは、単に覚えるだけでなく、なぜその表現が使われるのかを理解することです。初めのうちは時間がかかるかもしれませんが、徐々に英語で考える速度が上がり、実際の会話やライティングでの応用が容易になります。毎朝、この瞬間英作文を最低でも20分は行うようにしてください。

朝のルーティンの重要性

このように朝の時間を英語学習にしっかりと割くことで、1日の始まりを活動的にスタートすることができます。また、朝に学習することで得られる達成感が、一日のモチベーションに繋がります。このルーティンを日々の生活に取り入れることで、英語力は確実に向上し、自己改善へと繋がっていきます。

 

日中は主に職場でのリーディング

昼休みを利用した効果的なリーディング習慣

日中の忙しい業務の合間にも、英語学習を続けるためには昼休みを有効活用することが重要です。僕の場合、昼休みの時間を使って必ず自分の業界のニュース記事を一つ精読するようにしていました。これにより、業界知識を更新しつつ、英語力の向上にもつながります。例えば、僕がエンジニアリング分野で働いていたため、"TechCrunch" や "IEEE Spectrum" などのサイトから最新の技術記事を選んで読むことが多かったです。

記事を読む際には、単に目を通すだけでなく、重要なポイントや新出の単語、フレーズをメモすることが大切です。これにより、読解力だけでなく、語彙力も同時に伸ばすことができます。さらに、メモした単語は翌朝の単語学習の素材として活用することで、学習効果を一層高めることが可能です。

精読の重要性とその効果

精読とは、テキストをじっくりと読み込み、内容を深く理解する読み方を指します。この方法は、単に言葉を追うだけの速読とは異なり、文の構造や使われている表現の理解に役立ちます。特に専門分野の文章を扱う際には、精読によってその分野の専門用語や表現を正確に把握することができます。

この習慣を続けることで、英語のリーディング能力だけでなく、専門分野での議論にも自信を持って参加できるようになります。また、日々の積み重ねが自己成長へとつながり、将来的には国際的な会議やプレゼンテーションでも活躍する基盤を築くことができます。

昼休みのリーディングがもたらす長期的な利益

毎日のリーディング習慣は、単なる英語力の向上だけでなく、職場でのパフォーマンス向上にも寄与します。例えば、国際的なプロジェクトに参加する際に、事前に関連する最新の研究やケーススタディに精通していれば、議論での貢献度も高まります。このように、英語のリーディングを日常的に行うことで、専門的な成長とともにキャリア全体の発展を促すことが可能です。

夜は実践問題とオンライン英会話

実践問題での学習法

夜の学習時間は、実践的な問題を解くことで、学んだ英語を活かす最良の機会です。僕の場合、TOEFLやIELTSのようなテストの練習問題を取り組むことにしていました。これらのテストは、英語の四技能(聞く、話す、読む、書く)すべてに対応する内容が盛り込まれており、特に国際的な環境での仕事を目指す方には適した学習材料です。

実践問題に取り組む際には、ただ解くだけでなく、間違えた問題を徹底的に復習することが重要です。具体的には、間違えた問題を記録し、それに対する正解とその理由を明確に理解し、一週間かけて繰り返し練習することがおすすめです。このような反復学習により、同じ過ちを繰り返すことなく、着実に力をつけることができます。

オンライン英会話の活用

夜の学習スケジュールの最後には、オンライン英会話を取り入れます。ここで大切なのは、その日に学んだ新しい単語やフレーズを積極的に使ってみることです。例えば、昼間に学んだ「sustainable」(持続可能な)という単語を、オンライン英会話の中で「I read an article about sustainable energy solutions today.」(今日、持続可能なエネルギー解決策についての記事を読みました。)と使ってみるのです。

この方法は、新しい語彙の定着を助けるだけでなく、実際の会話の中で自然に言葉を使う練習ができるため、学習した内容が実生活でのコミュニケーションスキルへと直接繋がります。さらに、毎日の英会話により、話す自信も大きく向上します。

継続は力なり

毎晩のこのルーティンを継続することで、英語の各技能が徐々に向上し、より流暢に、自然に英語を話すことができるようになります。実際、継続は難しいかもしれませんが、毎日少しずつ積み重ねることが、最終的に大きな違いを生むことを忘れないでください。このプロセスを通じて、言語だけでなく、自己の成長も感じることができるでしょう。

まとめ:これで3時間達成

本記事を通じて、効果的に1日3時間の英語学習を実現するための具体的なスケジュールと方法を紹介しました。朝は単語と瞬間英作文でアウトプットの練習を、昼は業界ニュースの精読でリーディング能力を強化し、夜は実践問題とオンライン英会話で学習した内容を活用することで、言語能力の全面的な向上を図ることができます。

このスケジュールは、忙しい日々の中でも英語学習を継続するための工夫が凝らされています。それぞれのセッションで目標を持ち、その達成に向けて積極的に学習することで、効率的に語学力を伸ばすことが可能です。また、各セッションで学んだ内容を次のセッションに活かすことで、学習効果を最大限に引き出すことができます。

最終的には、このような計画的な学習スケジュールを通じて、英語を自然に使いこなす力を養うことが目標です。継続は力なり、毎日の小さな努力が大きな成果を生むことを忘れずに、一歩ずつ前進していきましょう。このスケジュールを実生活に取り入れ、自身の英語力向上に役立ててください。毎日の積み重ねが、あなたのキャリアと人生に新たな扉を開くことでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!