在英エンジニアのイギリス転職/キャリアコーチブログ

日本で6年働いた後に、イギリスの現地企業へ転職して働いています。海外を目指す日本人へ向けたキャリアコンサルティングをしています。

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ぼくが海外転職でイギリスをおすすめする理由

こんにちは、イギリスで働く管理人のDewです。イギリスはここ数日春の陽気に包まれております。

日本でも桜が満開とのことですが、イギリスでもところどころで桜が咲いていて、日本が恋しくなるこのころでもあります。

 

さて、イギリスと言えば、雄大な自然、豊かな歴史、そして独自の文化が魅力的な国。だけど、ぼくがイギリスを深く愛する理由は、それだけではありません。実は、海外転職の経験を通じて、この国の仕事文化や生活環境の素晴らしさを肌で感じることができたからなんです。このブログでは、なぜぼくが海外転職でイギリスを強くおすすめするのか、その理由を三つの章に分けてお話しします。イギリスの仕事文化の魅力から、転職プロセスの具体的な準備、そして実際にイギリスで働いて感じた生活の質の向上とキャリアの展望に至るまで、ぼくの経験を基に、イギリスでの新生活を考えている方へ向けたガイドとなれば幸いです。

それではいってみましょう!

 

 

イギリスの仕事文化と魅力

ぼくが海外での転職先としてイギリスをおすすめする最大の理由の一つは、その独特な仕事文化にあります。イギリスの職場は、多様性、ワークライフバランス、そして創造性を非常に重視している点が際立っています。ここでは、イギリスでの仕事がなぜそんなにも魅力的なのか、その理由を深堀りしていきたいと思います。

まず、イギリスの職場ではワークライフバランスが真剣に考えられています。日本での経験と比較すると、定時での退社が奨励されていること、そして有給休暇を消化することが一般的であることに、最初は驚かされました。イギリス人はプライベートの時間を大切にする文化があり、このバランスの取れた生活は、働く人々の満足度を高め、結果として仕事の生産性も向上させています。

次に、イギリスの仕事文化の中心にあるのは、創造性とイノベーションへの開放性です。特にロンドンのような都市では、スタートアップから世界をリードする企業まで、あらゆる規模のビジネスが切磋琢磨しています。新しいアイデアを実現しようとする動きが活発で、多様なバックグラウンドを持つ人々が集まることで、革新的なアイデアが生まれやすい環境があります。

また、イギリスの職場は非常に国際的です。ぼくの職場でもさまざまな国籍の人たちが働いており、それぞれの文化や価値観が尊重されています。この多様性は、グローバルな視点を持つ上で非常に重要であり、日々の業務の中で新たな発見があります。また、異文化間のコミュニケーション能力も自然と高まります。

さらに、イギリスの仕事文化におけるもう一つの魅力は、フレキシブルな働き方です。テレワークやフレックスタイム制度が整っていることが多く、働き方に関しても個々のライフスタイルに合わせて柔軟に調整することができます。この柔軟性は、仕事と私生活の調和を実現する上で大きなメリットとなっています。

最後に、イギリスでは公正さが非常に重視されています。職場での評価は実績に基づくものであり、性別や年齢、国籍による差別はほとんどありません。実力主義のもと、個々の才能が正当に評価される文化は、モチベーションの維持にもつながります。

ぼくがイギリスの仕事文化に魅了された理由は、これらの点に尽きます。自由度の高い働き方、多様性の尊重、そして創造性を重視する環境は、自分自身を成長させる大きな機会を提供してくれます。これらがあなたにとっても、海外転職を考える際の大きな魅力となるはずです。

転職プロセスと準備

イギリスへの転職を考え始めたとき、ぼくには何から手をつけていいのか全くわかりませんでした。しかし、準備を進める中で、イギリスへの転職プロセスが徐々に明らかになってきました。この章では、ぼくが経験した転職プロセスと、その準備について共有します。

1. ビザ申請の理解と準備

イギリスで働くためには適切なビザが必要です。ぼくが転職を考えた時、まずはどのビザが自分に適しているのか、その条件は何かを徹底的に調べ上げました。ビザ申請は複雑で時間がかかるプロセスですが、事前の準備が非常に重要です。公式の移民局のウェブサイトを頻繁にチェックし、必要書類や手続きの流れを細かくリストアップしました。また、必要であれば移民専門の弁護士に相談することも一つの手です。

2. 職を探す

イギリスでの職探しには、LinkedInやIndeedなどの求人検索サイトが非常に役立ちました。特にLinkedInでは、イギリスの企業がどのような人材を求めているのか、求人情報だけでなく企業文化についても知ることができます。また、イギリスではネットワーキングが非常に重要で、実際にぼくが仕事を得たのも友人の紹介がきっかけでした。可能であれば、事前にイギリスのイベントやセミナーに参加して、現地でのコネクションを作ることも一つの方法です。

3. 履歴書とカバーレターの準備

イギリスの企業に応募する際は、履歴書とカバーレターの準備が必須です。イギリス式の履歴書は日本のものとは異なり、簡潔さとポイントを押さえた内容が求められます。また、カバーレターでは、なぜその職に応募するのか、自分がどのように価値を提供できるのかを具体的に書く必要があります。ぼくはこれらの文書を準備する際、イギリスの友人に校正してもらい、文化的なニュアンスも考慮しました。

4. 面接の準備

イギリスの企業の面接は、一般的には電話またはビデオ通話で行われます。面接では、専門知識だけでなく、コミュニケーション能力やチームで働く能力が重視されます。ぼくは面接前に、自分の経験やスキルがどのように職務に貢献できるのかを事前に整理し、模擬面接を繰り返し行いました。

イギリスへの転職は決して簡単な道のりではありませんが、適切な準備と情熱があれば、成功に導くことができます。このプロセスを通じて、ぼくは自己成長を遂げることができましたし、イギリスでの新たなキャリアをスタートさせる夢を実現することができました。

 

イギリスでの生活とキャリアの展望

イギリスへの転職を決めてから、ぼくの生活は大きく変わりました。新しい国での生活は、想像以上に刺激的でありながら、同時に数多くの挑戦も伴います。この章では、イギリスでの生活やキャリアを築く上でのぼくの経験と展望についてお話しします。

新たな文化への適応

イギリスに到着して最初に直面したのは、文化的な違いでした。イギリス独自のユーモアのセンスや、公共の場での行動規範など、日本とは異なる文化に最初は戸惑いました。しかし、そうした違いを受け入れ、理解しようと努力することで、次第にイギリスの生活に溶け込むことができました。また、多様な文化が共存するイギリスでは、異なる背景を持つ人々と出会い、多くのことを学ぶ機会に恵まれました。

生活の質の向上

イギリスへの転職は、ぼくの生活の質を大きく向上させました。特に、ワークライフバランスの重視は、精神的な充実感に大きく寄与しています。仕事後や週末には、イギリス各地を旅行したり、趣味の時間を楽しんだりすることができます。また、公的な医療サービスの充実や、公共交通機関の便利さなど、日常生活の面での利便性もぼくの満足度を高めています。

キャリアの展望

イギリスでのキャリアは、想像以上に充実しています。新たな職場では、ぼくの意見やアイデアが尊重され、プロジェクトごとに新しい挑戦を楽しむことができます。また、国際的な環境で働くことで、グローバルな視野を養うと同時に、さまざまなスキルを身につけることができました。ぼくは今後、さらに専門性を深めることで、イギリス内外でのキャリアの可能性を広げていきたいと考えています。

まとめ

イギリスでの生活と仕事は、多くの挑戦とともに、大きな充実感をもたらしてくれました。文化的な違いに適応し、新しい生活様式を受け入れることで、ぼくは自分自身の成長を感じることができます。イギリスでのキャリアを通じて、ぼくはより広い世界を見ることができ、未来に向けての展望を持つことができました。海外転職を考えている方にとって、イギリスは多様な機会がある魅力的な場所です。挑戦を恐れず、新しい一歩を踏み出すことで、想像以上の成長と満足を得ることができるでしょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!