在英エンジニアのイギリス転職/キャリアコーチブログ

日本で6年働いた後に、イギリスの現地企業へ転職して働いています。海外を目指す日本人へ向けたキャリアコンサルティングをしています。

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ぼくが実践した海外転職への英語学習3選

こんにちは、イギリスではたらくエンジニアのDewです。

 

海外で活躍するためには、英語力が絶対条件となります。しかし、ただ英語が話せるようになるだけでは足りません。ビジネスシーンでのコミュニケーション、プレゼンテーション、交渉…これらすべてに対応できる実践的な英語力が求められます。ぼく自身、イギリスでエンジニアとして働く中で、英語に関して数多くの挑戦と苦労がありました。そこで学んだことは、英語学習には戦略が必要だということ。この記事では、海外転職を目指すあなたに向けて、ぼくが実践した効果的な英語学習法を3選ご紹介します。目標設定から始まり、基礎固め、そして実践的なスキル向上まで、一緒に見ていきましょう。

 

 

 

目標を決め、英検/TOEFL/IELTSを教材に取り組む

目標設定の重要性

海外転職を目指している皆さん、英会話だけを鍛えれば万全と思っていませんか?実は、それだけでは足りないんです。僕の経験上、海外でプロフェッショナルとして通用するためには、正確な文法や適切な単語の選択が欠かせません。だから、目標をしっかりと設定し、具体的な学習プランを立てることがスタートラインです。

英検/TOEFL/IELTSの活用

次に、自分の英語レベルをきちんと把握し、それに応じた対策を立てることが大切です。特に、英検、TOEFL、IELTSのいずれかを選んで取り組むことをお勧めします。僕の場合は、最初は英検からスタートしました。特に英検は、レベルに応じた問題設定があり、学習のための参考書も豊富にありますし、試験費用も比較的安価です。これらの点が、初学者にとって大きなメリットになります。

私の経験から

実際に僕が海外転職を目指し始めたとき、英検準一級を取得することからスタートしました。それが、英語の基礎を固める上で大きな助けになりました。その後、さらに上のレベルを目指して、IELTSやTOEFLにチャレンジしました。これらの試験は、海外の大学入学やビザ取得にも役立つので、英語力の証明としても有効です。皆さんも、まずは自分に合った試験を見つけて、段階的にスキルアップしていくことをお勧めします。

 

単語で徹底的な基礎固め

単語力がすべてを決める

海外転職を成功させるためには、英語力が不可欠ですが、その根底にあるのはやはり単語力。僕が英語を勉強し始めた頃、単語を覚えることの重要性を誰よりも感じていました。実際、知らない単語は覚えるまでわからないままですよね。そこで、学習時間の2~3割を単語学習に充てることをお勧めします。そして、重要なのは自分のレベルに合った単語帳を使うこと。これが、効率的な学習の第一歩です。

アウトプットを重視した学習法

単語を学ぶ際に大切なのは、それをアクティブに使うこと。僕は単語をただ目で追うだけでなく、声に出して読んだり、英作文に取り入れたりすることを日常的に行っていました。このアウトプットの練習が、実際に英語を話す場面での自信につながります。さらに、オンライン英会話などで新しく覚えた単語を積極的に使うことで、より実践的なスキルが身につきます。

実践を通じた強化

そして、学んだ単語を実際に使うことの重要性を、オンライン英会話での経験が教えてくれました。新しい単語を覚えたら、その日のうちにオンライン英会話で使ってみる。この一連の流れを作ることで、学んだ単語を忘れにくくするとともに、実際の会話で自然に使えるようになります。僕の経験から言うと、この実践的なアプローチが、英語力向上のカギを握っています。

 

シャドーイングでさらなる基礎固め

リスニングがキーを握る

海外転職を目指す皆さん、英語の4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)の中で、どれが一番大切だと思いますか?僕は迷わずリスニングだと断言します。なぜなら、他の技能はある程度自分のペースで対応可能ですが、リスニングだけは相手のペースに合わせなければならないからです。実際、海外で働いてみて、このことがよくわかりました。相手が話すスピードについていくためには、リスニング力が絶対に必要です。

シャドーイングの効果

リスニング力を鍛えるための最も効果的な方法は、間違いなくシャドーイングです。シャドーイングとは、聞いた英語をリアルタイムで真似して発話するトレーニングのこと。これを継続することで、ネイティブの話すスピードや、リンキング(単語と単語をつなげる際の音の流れ)、ネイティブ特有の発音やリズムを身につけることができます。僕自身、日本にいた時から毎日最低1時間はシャドーイングに励みました。

実践から学ぶ

その結果、リスニングが以前にも増して格段に向上しました。最初は大変だったシャドーイングも、続けるうちに段々と楽しくなってきます。そして、それが実際の会話での反応速度や理解度の向上に直結します。特に、海外で働く上でリスニング力は必須。僕の経験上、シャドーイングはそのリスニング力を効果的に高める最良の方法です。なので、皆さんにもぜひシャドーイングを日常のルーティンに取り入れることをお勧めします。

まとめ

海外での転職は多くの人にとって、大きな夢の一つです。しかし、その夢を実現させるためには、英語力が不可欠です。この記事では、僕が実際に体験し、効果を実感した英語学習法を3つご紹介しました。目標設定と試験対策、単語とシャドーイングの徹底、そしてリスニング力向上のためのシャドーイングです。これらは、僕がイギリスでの仕事を通じて、英語での苦労を乗り越えるために役立った方法です。

イギリスでの仕事では、最初は英語でのコミュニケーションに非常に苦労しました。例えば、初めてのプレゼンテーションでは、緊張のあまり準備していた英語が頭から飛んでしまい、その場で即興で話す羽目になりました。その時の恥ずかしさといったら、今でも鮮明に覚えています。しかし、この経験が後の学習に大きな影響を与えました。単語を一つ一つしっかりと覚え、シャドーイングでリスニング力を強化し、日々のコミュニケーションで実践する。この一連のプロセスを繰り返すうちに、徐々に自信を持って英語を話せるようになりました。

重要なのは、英語学習を一つの大きな目標ではなく、小さなステップに分けて取り組むこと。そして、それぞれのステップで得た成果を実生活で積極的に使ってみることです。海外で働くための英語力は、単に試験で高得点を取ること以上のもの。日常生活でのコミュニケーション、ビジネスシーンでのプレゼンテーション、交渉など、実践的なスキルが求められます。

最後に、英語学習は決して短期間で終わるものではありません。一時的な苦労や挫折を乗り越え、継続的に学習を続けることが重要です。僕のイギリスでの経験も、最初は苦労の連続でしたが、それを乗り越えた今では、英語を使った仕事で多くの達成感を感じています。この記事が、海外で活躍したいと考えている皆さんの一助となれば幸いです。