在英エンジニアのイギリス転職/キャリアコーチブログ

日本で6年働いた後に、イギリスの現地企業へ転職して働いています。海外を目指す日本人へ向けたキャリアコンサルティングをしています。

MENU

英語学習にシャドーイングが超絶オススメな理由

はじめに

こんにちは!イギリスでエンジニアとして働きながら、キャリアコンサルタントとしても活動している、33歳の僕から、英語学習におけるゲームチェンジャー、「シャドーイング」についてお話ししたいと思います。英語学習において、多くの人が直面する発音の問題、リスニングの難しさ、そしてスムーズな会話への挑戦。これらすべてに、シャドーイングがどう影響するのか、僕の経験をもとにお伝えします。

僕自身、IELTS6.5、TOEFL92点というスコアを獲得するまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。その過程で出会ったシャドーイングという学習方法は、英語力を飛躍的に向上させる重要な鍵となりました。なぜシャドーイングが英語学習に「超絶オススメ」なのか、その理由と具体的な体験を共有することで、英語学習のヒントを提供したいと思います。

この記事を通じて、シャドーイングの基本から、発音改善、リスニング力向上、自然なイントネーションの習得、そして短期間で感じられる効果について掘り下げていきます。さあ、英語学習の新たな扉を開く準備はできましたか?それでは、シャドーイングの魅力を一緒に探っていきましょう。

 

 

シャドーイングの基本

皆さん、英語学習で「シャドーイング」って聞いたことありますか?これは、英語学習の黄金ルールとも言える方法で、僕自身、IELTS6.5とTOEFL92点を取る過程で大きく頼りにしました。簡単に言うと、シャドーイングは英語の音声を聞きながら、同時に話し手の発話を真似て声に出す練習法。この方法で、リスニングとスピーキングのスキルを同時に鍛えることができます。

実は僕、最初はこの方法にかなり苦戦しました。特に、映画「ハリー・ポッター」の登場人物のセリフを真似していた時、彼らの早口なブリティッシュ・アクセントについていけず、何度も言葉をもつれさせてしまったんです。でも、面白かったのは、その過程で偶然にも、友達から「お前、今、ちょっとロンみたいに聞こえるよ」と言われたこと。それがきっかけで、どんなに難しくても楽しみながら学べば、絶対に上達するということを学びました。

この練習を続けることで、自分の英語が自然とネイティブスピーカーのものに近づいていくのを感じることができます。シャドーイングは、ただの発音練習以上の効果をもたらすんです。この基本を押さえておけば、英語学習の効率がグンと上がるはずです。

 

発音改善

シャドーイングの最大のメリットの一つは、間違いなく「発音改善」です。実際、僕がIELTSで6.5、TOEFLで92点を取れた大きな理由の一つが、この練習法にあります。特に、「th」の音や、アメリカ英語とイギリス英語の発音の違いに苦労していた時期がありました。

ある日、アメリカのニュースキャスターの発音を真似ていたんですが、なかなかうまくいかない。そこで、もっと楽しく学べないかと思いつき、「フレンズ」のキャラクター、特にジョーイのセリフをシャドーイングすることにしました。不思議なことに、ジョーイのように話そうとすることで、リラックスして練習でき、発音が自然と改善されていくのを感じました。

この体験から、「楽しみながら学ぶ」ことの大切さを実感しましたし、発音改善にはシャドーイングが非常に有効だということを実感しました。自分の発音に自信がない方は、ぜひこの方法を試してみてください。

 

リスニング力向上

シャドーイングはリスニング力を向上させるのにも非常に効果的です。実際、IELTSでのリスニングセクションで高得点を取ることができたのも、この練習法のおかげでした。僕の場合、ニュースやポッドキャストを利用して、毎日少しずつでもシャドーイングの練習を続けました。

特に覚えているのは、TED Talksのプレゼンテーションを使った練習です。最初はスピーカーの速さについていくのが大変で、内容を理解することに四苦八苦しました。しかし、何度も繰り返し聞いて真似るうちに、徐々にスピーカーの言っていることが理解できるようになり、リスニングスコアが大きく向上しました。

この経験から、シャドーイングがリスニング力向上に寄与することを実感しました。毎日の積み重ねが大切で、一回聞いただけではなく、何度も繰り返し聞くことで、耳が英語に慣れ、理解度が深まっていきます。リスニングが苦手な方には、特にこの方法を試してほしいです。

 

自然なイントネーション

シャドーイングを続けることで、僕が特に感じたのは、自然なイントネーションを身につけることができた点です。IELTSやTOEFLで高得点を取るには、ただ正確に発音するだけでなく、話す際のリズムや強弱も重要です。実際の英語は、教科書で学ぶよりもずっとリズミカルで、イントネーションが豊かです。

例えば、TED Talksのスピーカーや英語のドラマの登場人物を模倣していると、彼らがどのように感情を込めて話すか、どの言葉に強調を置いているかが分かってきます。僕が試した中で、特に「The Office」のキャラクター、マイケル・スコットの話し方を模倣するのが楽しくて効果的でした。彼のオーバーなイントネーションを真似することで、英語のメロディーがどのようなものか体で覚えることができました。

このようにして、自然なイントネーションを身につけることで、よりネイティブに近い英語を話せるようになります。イントネーションを意識することは、聞き手に自分の言いたいことをより明確に伝えるためにも役立ちます。英語をより自然に、そして表現豊かに話したい方は、シャドーイングを通じてイントネーションに注目してみてください。

 

短期間での効果

シャドーイングの魅力の一つは、その短期間で感じられる効果にあります。実際、僕がIELTSやTOEFLでハイスコアを目指していたとき、短期間で英語力を向上させる必要がありました。そこで本格的にシャドーイングを取り入れたところ、数週間で聞き取りや発話のスキルが明らかに改善されたのです。

特に印象的だったのは、シャドーイングを始めてから2ヶ月後、友人と英語で話しているときに、「お前、前より全然流暢に話せるようになったな」と言われたことです。それまで僕は、英語を話す際によく詰まっていましたが、シャドーイングを通じてスムーズに言葉が出るようになり、自分でもその変化を実感することができました。

この経験から、シャドーイングは時間がない中で英語力をグンと伸ばしたい方に特におすすめしたい方法です。毎日コツコツと続けることで、短期間でもその効果を感じることができるでしょう。急速に英語力を伸ばしたいと考えている方は、ぜひシャドーイングを試してみてください。

 

まとめ

シャドーイングは、英語学習において多くのメリットを提供します。今回の記事では、シャドーイングがなぜ「英語学習に超絶オススメ」なのかについて、その基本から発音改善、リスニング力の向上、自然なイントネーションの習得、そして短期間での効果といった点を具体的なエピソードを交えて紹介しました。僕自身、IELTS6.5、TOEFL92点という成果を出すことができたのも、この効果的な学習法のおかげです。

シャドーイングを始めることは、英語を「学ぶ」から「使う」へと移行する大きな一歩です。リスニングとスピーキングのスキルを同時に鍛えることができ、実際の英会話に近い環境で練習することが可能になります。また、短期間での成果を感じたい、英語の発音やイントネーションを改善したい、と考えている方には特におすすめです。

英語学習は、ただ単語や文法を覚えるだけではなく、実際に使える英語を身につけることが大切です。シャドーイングを取り入れることで、より自然で、流暢な英語を話せるようになることでしょう。今日から少しずつでもいいので、シャドーイングを日々の学習に取り入れてみてください。きっと、新たな英語力の向上を実感できるはずです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。